ゴルフのラウンド中は、長時間にわたる運動と炎天下でのプレーにより、特に暑い時期は熱中症のリスクが高まります。体調を崩さずに快適にプレーするための注意点を以下にまとめました。
1. 水分補給
- 喉が渇く前に飲む: 人間の「喉の渇き」の感覚は不正確と言われています。喉が渇いたと感じた時には、すでに脱水が始まっている可能性があるため、喉が渇く前にこまめに水分を補給することが大切です。
- 少量ずつこまめに: 一度に大量の水分を摂取しても体は吸収しきれず、排泄されてしまいます。1ホールごとに2~3口飲むなど、少量ずつ頻繁に飲むことを心がけましょう。
- 適切な飲み物を選ぶ:
- スポーツドリンクや経口補水液: 汗で失われるナトリウム(塩分)やカリウムなどのミネラルを効率よく補給できます。ただし、糖分が多いものは避け、低糖タイプを選ぶのがおすすめです。
- 麦茶: カフェインが含まれていないため利尿作用が少なく、ミネラルも含まれているので効果的です。
- 避けるべき飲み物: お茶やコーヒー、アルコール類には利尿作用があるため、水分補給には不向きです。特に、昼食時のビールは脱水症状を招くリスクを高めるため、極力控えるべきです。
- 準備する量: 1ラウンド(18ホール)では、500mlのペットボトルを2本用意するのが目安とされています。特に暑い時期は、それ以上の量を用意しておくと安心です。
2. 食事と栄養補給
- ラウンド前の食事: ラウンドが始まる30分前までにコップ1杯程度の水分を摂っておくのが効果的です。また、消化の良い軽めの朝食を摂ることで、胃への負担を軽減し、プレー中のエネルギー不足を防ぎます。
- ハーフ休憩中の食事: 日本のゴルフ場では、ハーフ休憩で昼食を挟むのが一般的です。後半のプレーに備え、消化の良い食事を腹八分目に抑えましょう。揚げ物など消化の悪い食べ物は避けるのが無難です。
- プレー中の栄養補給: 汗で失われた塩分を補うために、塩飴や塩分補給タブレットを用意しておくと良いでしょう。バナナやナッツ、エネルギーバーなども、手軽にエネルギーを補給できるのでおすすめです。
3. 体温調整とその他
- 服装: 吸汗速乾性や通気性の良いウェアを選び、帽子やサンバイザーで頭部への直射日光を避けましょう。夏場は、頭部全体を覆うキャップタイプがおすすめです。
- 冷却グッズの活用: 首筋、脇の下、足の付け根など、太い血管が通っている部分を冷やすと体温を効率的に下げられます。冷却タオルや氷のう、冷感スプレーなどを活用しましょう。
- 休憩とペース配分: 無理をせず、適度に休憩を挟むことが大切です。特に暑い時間帯(11時〜15時)のプレーは、木陰や日陰を積極的に利用し、体を休ませるようにしましょう。
- 同伴者との連携: 自分の体調に異変を感じたら、すぐに同伴者に伝え、無理をせずに休憩を取りましょう。また、お互いに水分補給を促し合うなど、コミュニケーションを取ることも重要です。
これらの注意点を参考に、ゴルフのラウンドを安全に楽しんでください。
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